
過敏性腸症候群の治療には、薬が使われることがあります。ただし、この薬によっての効果は、あくまでも症状の緩和を目的としたもので、本質的な治療にはなりません。
根本的に直すための補助といったところですね。生活指導であったり、心理医学的な治療の側面的なものとして使われるといってもいいと思います。具体的には、どういった薬を使うことになるのでしょうか。
まずは、過敏性腸症候群の治療では、軽症ならば、腸の働きを抑えることを目的として整腸剤を飲んだりします。また、消化管機能調整剤というものを飲んだりすることもあります。
そして、下痢のような症状が出るのであれば、下痢止めも使うようにします。便秘であれば、浣腸などが必要になってくるといった場合もあります。また、どうしても症状が改善されないといった場合であれば、整腸剤を使ってみたり、食物繊維の下剤を使ってみたりします。
最終的には、自然の排便リズムを取り戻すことが目的になります。また、精神的な面においては、抗うつ剤であったり、抗不安薬を使ったりすることがあります。
これは、ストレスや不安などといったような精神症状の改善を図るために使われたりします。最近であれば、セロトニン阻害剤といわれる薬がアメリカで発売されており、高い効果が認められているとのことです。
これは、セロトニンと呼ばれる下痢を起こす原因となるホルモンを阻害することで下痢を起こさないようにする薬です。数年内のうちに日本でも承認される予定で、治療に使われることが想像出来ます。
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